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お手伝い週間 [その他]

 

先週は、セミナーとワークショップのお手伝いをしました。

はじめのセミナーは、千葉県市川市のNPO団体

【まちづくり家づくり Cafe Ichikawa】

http://genki365.net/gnki02/mypage/index.php?gid=G0000233

が主催のセミナーです。

なんと、記念すべき第1回目の市民講座でした。 

テーマは“建築家と考える住まいづくりとまちづくり”です。

講師は、私も所属している

(社)日本建築家協会・関東甲信越支部(JIA)

http://www.jia-kanto.org/

の先輩で、NPOの代表でもある髙木彬夫さんです。

私は簡単な前準備と受付補助で、

お手伝いにもなっていませんでしたが、

こういう活動に参加できて光栄でした。

もうひとりの講師もJIAの同期の三上紀子さん、

進行役もJIAの先輩の大川直治さんと、

それぞれの個性と心地良いスピーチでした。

 

ワークショップは、日曜日に開催した

『ペーパー・ブリッジ ~紙をつかって「橋」をつくろう~』 

という工学的要素も織り交ぜた工作です。

主催は、千葉県千葉市の【PBLスクール千葉】

http://pbl-school.net/index.html

という、新しいかたちの学びの場です。

こちらは、今回で第3回目です。

なんと、こちらのお手伝いは“案内人”です。 

新聞紙で、丈夫で素敵な橋を作りましょう!の前に、

橋の簡単なレクチャーをしました。

その後、チーム別に工作の時間も、

PBLスクール千葉の代表の真田さんと共に、

簡単なアドバイスに廻っていました。

小学生から大人までの参加で、

それぞれの役割をしっかり発揮していました。

 

そして、作品の発表と耐荷重測定! 

 

 

 

 

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形式としては、桁橋のタイプです。 

なんと、4Kgに耐えました。

シンプルで丈夫な橋に、大きな旗が特徴です。 

 

 

 

 

 

 

 

 

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こちらは、トラス橋のタイプです。 

なぜか中央にツチノコのオブジェ。

1本1本はきゃしゃな材料を、

三角形に組み合わせて丈夫にしています。

2Kgに耐えました。

 

 

 

 

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こちらは、アーチ橋のタイプです。

大きな丸~い形も、丈夫な形です。

小さな飾りをつけた、野趣?あふれる橋です。

こちらも2Kgに耐えました。

 

子供と大人が真剣に考え、悩み、楽しく作り上げました。 

そして、私も良い経験、勉強になりました。

 


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光るアスファルト [その他]

 

雨の降ったある日の道路です。

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いわゆるアスファルト舗装です。

再度、よく見てみると… 

 

 

 

 

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遠くの方のアスファルト舗装は、光っています。 

雨に濡れて、光を反射しているからです。

でも、なぜ手前は光っていないのでしょうか?

 

これは、同じアスファルト舗装でも、透水性アスファルト舗装というものだからです。

通常のアスファルト舗装(遠くの方です)は、表面(表層と言います)の材料に密粒度アスファルトを使用しますが、文字通り、密に粒が固まっています。なので、表面は比較的平滑な仕上がりです。昔はほとんどこの舗装でした。

しかし、雨が降るとすぐに雨がしみ込まないので、表面に水が膜のようにたまり、光ったり滑りやすくなるというデメリットが出てきます。

 

この解決策のひとつとして、透水性アスファルト舗装があります。これは、先ほどの密粒度アスファルトに対して、開粒度アスファルトというものが表層に使用されます。これも文字通り、粒が開くような状態で、例えると雷おこしのような状態で、雨がしみ込みやすいのです。 

 

 もう少し近くで見ると、その粒の具合がわかると思います。

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ところで、この写真の場所は、なぜ2つの種類が隣り合っているかと言うと、坂の部分(手前)が滑りにくいように透水性アスファルト舗装 、上がりきった平らな部分(奥)は普通のアスファルト舗装という使い分けだったようです。

 

住宅の設計では、あまり馴染みのない手続きで、「開発許可」というものがあります。

根拠は、都市計画法第29条です。

開発許可にも何種類かあるのですが、比較的大きな建物を建築する際に必要で、確認申請の前段に行う許可行為です。

確認申請は、建物中心の設計の手続きですが、開発許可は敷地の設計の手続きです。

大きな施設の敷地は、建物以外に敷地内の通路や駐車場、緑地やごみ集積所、様々な舗装の計画があり、多岐にわたる外構計画になります。

水がしみ込む舗装は、黒いアスファルトに限らず公園のような明るい色遣いの舗装もあります。アスファルトよりもカドが丸く素足でも痛くないものもあります。大きなプールサイドにも使われることもあります。また、インターロッキングブロックにも透水性のものがあり、これも様々な色や模様が選べます。 

住宅の庭にも、いろいろなヒントになる部分がありそうです。

 

ところで、雨がしみ込む透水性には、もうひとつのメリットがあります。 

雨がしみ込むので、雨が流れ込むU字溝や排水管への量が減るということです。

雨排水のインフラに、負担を減らしてあげられるということです。

大きな範囲で考えると、洪水も減るということにつながるのです。

治水の一環にもなるんですね。

 


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受験シーズン [その他]

年末年始と少々バタついているところですが、我が家には更にもう一人がバタバタと忙しそうに頑張っています。
中3の長女、そう高校の受験生です。

今日は大学のセンター試験のようですが、我が家の長女の方というと、併願している私立高校の試験日でした。
本命は公立高校とはいえ、模試でない初めての本試験で少々(かなり?)緊張気味でした。

塾にも通っていますが、追い込みのこの時期は、かえって自宅の学習を中心にしました。
とにかく問題集をこなす日々ですが、苦手の数学と理科はやはり直接質問に答えてくれる人(先生)が必要のようです。
実は、長女の苦手な数学は、私も女房も同じく…
でも、その都度、塾や学校の聞きに行くのも時間がもったいない。
で、身の程知らずですが、理科の先生は女房、数学の先生は私が行うことになりました。
そして年末から、我が家が"学習塾"となりました。
思いのほか、成果が上がっている。(ような気がする?)

結果は数日後。あとは待つだけです。

そして本命の公立高校は2月の下旬。

家族総出でまっしぐら?です!


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東京デザイナーズウィーク(TDW) [その他]

以前の記事でも書きましたが、
http://dokuritsu.blog.so-net.ne.jp/2008-10-28-1

大きなデザインイベントです。
http://www.design-channel.jp/tdw/


建築設計において、工学的見地が必要なのは言うまでもありませんが、やはり目に触れる部分や手に触れるも大切な要素であるのも言うまでもありません。
恥ずかしながら、私もデザイン(この言葉の乱用には抵抗がありますが)には大いに関心があります。


で、行ってきました、明治神宮外苑!

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世界各国の、ファッション、ファブリック、家具、プロダクト、食器、電化製品、素材、アイデア、インスタレーション、機械、什器そして建築など、あらゆる種類のデザイン群。


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小さなスツールです。
重ねると密度の高い花柄?



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本物の木を束ねてます。
一応スツールでしょうが、分類のしようがないような存在感です。



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これは、小物の展示でしたが、ブースそのものが、はかなく美しいものでした。
いわゆるインスタレーションになると思います。



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パレットに鏡とペイントをして、間接照明的にしていました。
照明とインテリアの手法が楽しくマッチしていました。



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我が家の近所にある千葉大学のコーナーです。
TDWは毎年、学生コーナーも充実しているようです。



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これも学生さんの模型です。
木と透明感が素敵ですね。



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おはし&はし置きが家族そのものを表しているようです。
なんとも言えない、癒しの小宇宙です。



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モチーフが、どことなくガウディを思わせるスケッチです。
もはや巨匠の伊東豊雄さんのものです。



ということで、あっとゆう間に数時間。
とにかくすべての展示に圧倒されました。
むさぼるように見て、聞いて、触って、時には嗅いで?
味覚以外を総動員で、体力も使いました。(笑)

実は、数日前から行こうかどうか迷っていた私の背中を押した(蹴った?)のは、女房でした。
(もちろん感謝しています。)

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社会科見学 [その他]

今日は、次女と千葉市役所&確認検査機関(UDI)に行ってきました。今日は平日ですが、秋休みの最終日なので、市内の公立小中学校はお休みです。

私は仕事で、千葉市役所と確認検査機関(UDI)に行く予定でした。当然、普段はひとりで出かけます。今朝は、次女(小2)が暇を持て余している!と不機嫌でした。

で、!。

ひらめきました。
今日の出かける用は、完了検査申請と簡単な事前協議なので、この機会に次女を連れて行ってあげよう!
そう、社会科見学です。
私や市役所のひとなど、平日の大人の仕事場を見るいい機会ではと。
そして交通機関のモノレールも普段あまり乗りません。

自宅を出発、歩いて約10分。

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モノレールの最寄駅到着。


そして、ドキドキの…






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  改札通過



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階段をのぼり、





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ホームに到~着


電車も到~着




当然、




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一番前を陣取っています。




いよいよ千葉市役所です。

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ちょっと、お行儀悪くパチリ。
(花壇の縁に乗ってます) (ー_ー;)



そうして、私の仕事の所用の傍ら、めずらしく!おとなしく?見学していました。

申請手続きの時は、確認検査機関の方に飴を頂いてご満悦でした。




所用を済ませ、市役所の展望台に上がりました。

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港近くの風景です。




ラウンジのソファに“社長”気分で、



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こちらでも、ご満悦のようです。



プチ社会科見学の午前中でした。
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豪雨 [その他]

昨日のまだ暗い朝方、なぜか目が覚めました。
外から?ザーという音。
暗いはずなのに、障子越しにピカッと閃光が。
しばらくして、グーッと低くうなるような音?
続いて、ゴロゴロ、ドカーン。

ボーッとしながらも、ちょっとした異常事態を感じる。
時計を見ると、夜中(朝方)3時40分。
目が覚めるとともに、雨の勢いが増す。
雷も、普通でない様相を増す。

1階に下りて、勝手口を開け、外を見る。
風はなく、室内に吹き込まないが、もの凄い雨だった。
なんとも言えない感じ。恐怖に近いかも。

テレビをつけた。
一般の地上波各局で、
天気に関する速報はなかった。
こんな時間だからだろうか?
CATVのお天気チャンネルを見た。
各地の注意報をみると、千葉は大雨・雷・洪水注意報。
やっぱりそうなんだ。

異常気象と必要以上に煽るわけではないが、やはり何かが違う。
温暖化というか熱帯化?

変化そのものは、あって然るべき。
だけど、その速さが気になる。

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夜の浅草寺 [その他]

今年になって弟が東京に引っ越したと聞いてたんですが、となりの千葉県にいながら、なかなか行く機会がありませんでした。
先日、ようやく遅めのお盆休みがとれて、夕方行くことにしました。

そういえば、東京といっても千葉寄りくらいしか聞いてなかったんですが、改めて聞いてみると浅草駅が近くの駅のよう。一度、女房と初詣に行ったくらいで、それほど浅草に思い入れがある訳ではないのですが、なんといっても有名観光スポット。個人的には、神社やお寺さんは大好きです。ちょっとモチベーションUP。


浅草駅で弟と待ち合わせ。

吾妻橋交差点に出て、角にある“電気ブラン”で有名な神谷バー(浅草1丁目1番1号!)を通り過ぎ…



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どーんと  雷門  です。




そして、門をくぐると…





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仲見世通り。

時間的に、ほぼ店が閉まっていますが、何店舗か開いてます。
白い文字で“神風”と書いてある黒いTシャツやハチマキなどを売っているお店。
外国人観光客がメインターゲット?
人形焼きの香ばしい甘い匂い。
平日で遅い時間なのに、外国人観光客が結構います。


その仲見世通りを抜けると…







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足もとが砂利敷きでシャリシャリとなって宝蔵門に来ました。


ここで弟は、韓国人の家族連れに、写真をとってと頼まれていました。


この左手にもボーッと何かが…







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五重塔です。

幻想的です



いよいよ、宝蔵門をくぐると…









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浅草寺本堂(観音堂)です!!


なかなか美しい曲線とプロポーションの屋根です。

迫力と美しさの絶妙なバランス。

少し吸い込まれるよな力を感じつつ、本堂中央の階段へ。






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その頭上に大きな大きな提灯。

夜のお参りをしました。

詳しい内容は言えませんが、




 「〇〇〇が〇〇〇で〇〇〇でした。

     本当にありがとうございました。」



思いもしない浅草探訪ができ、弟にも感謝!



駅に引き返し、吾妻橋を渡って…








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う〇ち じゃないです。(笑)

炎らしいです。

アサヒビールのビルのモニュメントです。

当初は、立てて設置の予定が、高さ制限で横になってしまったそうです。

確かに立てて設置なら、素直に炎に見えるかも。



こうして無事、弟のうちでワイン三昧。

今回は、メルローが特にグーでした。



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千葉の夏、ナイター観戦+建築的視点 [その他]

久し振りのスポーツ観戦、プロ野球のナイターです。
今日は8月14日、千葉の夏です。
そう、ここは地元千葉のマリンスタジアムです。
千葉市幕張の海に面した野球場です。

駐車場からの道中、たくさんのひとが歩いています。
球場前に、テントで露店、屋台、夕方、海の匂い…

なんか、お祭りの雰囲気も感じました。


そして、球場内へ




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球場って、広くて明るくてキレイ!

久し振りで、ちょっとハイになってます。


とにかく広い!

草野球だと、この1/4でいいのでは、っていう位、広い。



外野なんて、さらに


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 広 ーーーーーーー い ! ! !



この広さを3人で守るの?

スゴイ!お疲れ様です。


今夜の試合は、
地元の千葉ロッテマリーンズVS福岡ソフトバンクホークスです。

もちろん、千葉ロッテマリーンズの応援です。

打撃戦の豪華な試合運び。

ヒット、満塁、押し出し、そして満塁ホームランと、

猛攻、猛攻、大量点!

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1塁側応援席は、大興奮。

テレビとは違う、選手と観客の一体感、臨場感!




そして、5回には、なんと花火が。


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  * * * フ ァ イ ヤ ー  * * *



と、興奮冷めやらぬ中、
なぜか違うところにも目がいってしまいます。


まず、観客席の通路手すり。

最低限の転落防止、そして観戦の妨げにならないこと。
当然、安全である形状、強度、耐久性。
出来得るならば、さりげなく美しいこと。


また、球場の淵に取りつく屋根。
これも同様に、機能と意匠も兼ね備える。


文明で造り、文化で思いを馳せる。

工学的なエンジニアリングと、
大局を司る建築的な視点で、
哲学のある設計をしていかねば…

固い話になってしまいました。





すっかり、子供達も球場の暑く、

そして熱い雰囲気に同化してきました。


われらが千葉ロッテマリーンズ。

勝ちましたー!  12 対 6






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すっかり夜になった球場を後にし、

千葉のまちづくりも気になる今日この頃。



これは、建築だけでなく、土木、都市計画もさることながら、

政治的な視点も必要ですね。


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書の名宝展~どぜうと夏の江戸散策 [その他]

先日、設計者交流会の仲間(先輩)と、趣味である書道展を見に行きました。

平日の午後にスタートしました。

あの、書道の始祖である、“王羲之”など、
故宮博物院収蔵の書の展示です。

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両国の江戸東京博物館です。

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手前は両国国技館で、奥にあるのが江戸東京博物館です。

駅前に、どーんと構えています。

作品の数々はというと…
とにかく肉筆です。
美しさだけでなく、
筆の入りやはらいの筆跡、運びなどが
書いている姿が浮かんできそうです。

すべてが、宝である書ばかりです。




そして、早めの夜食&酒宴で、夏のスタミナ源
“どぜう”を頂きました。

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創業明治20年!

どぜう 伊せ喜
(東京都江東区高橋2-5)

さんです。

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身はやわらかく、あえて骨の食感を残した下ごしらえです。
ネギをたっぷりかけて、山椒をふり、食べます。

う~ん、旨い!

川魚のくさみがなく、ネギと割下との相性ばっちりでした。

お酒もいただき、最高の肴にもなりました。



おなかイッパイになったので、腹ごなしに暗くなりつつある東京(江戸)下町の散策とあいなりました。

コースは、隅田川支流の小名木川の高橋 → 門前仲町の富岡八幡宮に向かいます。

この界隈は、お寺さんや神社、お墓が点在しています。

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ん?出世不動尊?
ありがたや、ありがたや。

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夕方の下町の風景です。

満腹とほろ酔いと、少し涼しくなった真夏の夕方を堪能して歩いてます。

ゆっくり町をながめて歩くのはいつ以来?


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ようやく辿り着いた富岡八幡宮は、だいぶ日が暮れていました。

各々がお参りをし、気がつくと、だいぶ汗をかいていました。


近くの甘味喫茶に涼みに行きました。

まだ、おなかは張っています。

そして暑いです。

ということは、やっぱり


“かき氷”


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定番の練乳いちごです。

削られた氷が薄くフワッとして、つめたく甘くクリーミィ!

汗がスーッと引きました。


平日午後の、おとなの江戸散策を存分に楽しんだ、贅沢なひとときでした。


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