寄り道 [仕事]
最近、仕事での移動中の“寄り道”が楽しみです。
今回は、印旛沼公園(千葉県印旛郡印旛村)です。
印旛沼を見下ろす小高い丘に、鎌倉時代に師戸(もろと)城というお城があったようで、この城址がこの公園になったそうです。
公園の展望台から印旛沼を望みました。
少し暑いくらいの良く晴れた日です。
良い眺めです。
以前にも何度か来ましたが、久しぶりに“寄り道”で来ました。
心身ともに充電できました。
またまた頑張るぞー!!!
仕事の道具 [仕事]
仕事の道具というと、大工さんだったら金槌や鋸でしょうし、画家であれば筆にパレットなどでしょう。
建築設計をしている私であれば、以前だと製図板に定規とシャープペンでした。
現在はコンピュータで図面を描いていますので、一番手に触れている、マウスが“仕事の道具”の筆頭です。
あまり機械的な部分でマニアックなことは知りませんが、道具として、とにかく手に馴染んで、大胆に、繊細に、素早く、緩やかに等々がストレスなく使い慣れたペンのようなものを求めています。多機能というよりもフィット感重視というところでしょうか。
実は最近、マウスの交換しました。
右が今までのマウスで、左が最近使い始めたマウスです。
どちらもマウスでは実直な造りで奇をてらわず、ある意味王道的なマウスです。
どちらも同じくらい使いやすいです。
機能も形もシンプルです。光学式なのでボールの掃除などのメンテ不要。そして繊細な動きの時に気になるコードがないワイヤレス式です。
でも、ちょと違いがありました。
それは、 ワイヤレス式なので受信側のUSB差し込み部分です。
ノートパソコンであれば、マウスとコンピュータ本体が近いところで使いますので、USB差し込み部分の出っ張りが少々気になります。
以前のマウスの方ですが、若干でっぱりが気になるものの、充分小さいと感じていました。しかしながら、室内間の移動でも、どこかに当たる心配でその都度外していました。
最近使い始めたマウスの方ですが…あれっ?どこ?
気にして見ると、少し出っ張りがあるかなぁという感じです。
あと、これは買ってから気がついたのですが、このマウスは光学ピックアップは、従来と違う新しい方式のようで、 凸凹や木目のような不均質な面でも快適に使えるそうで、マウスパッドがなくても大丈夫だそうです。使ってみましたが、「う~んホントだ!」が感想です。最近は使っていません。
最近の科学技術の進歩は、こういうところにもあるんですね。
日々、使いやすさを実感し、感謝しています。
本当にありがたいです。
季節はずれですが… [仕事]
確定申告、2月中旬から3月中旬まででしたね。
当事務所は、初の青色申告でした。
初めてですから、そもそも青色申告ってなに?
青色申告するには、あらかじめ届出(開業届、青色申告承認申請書等)が必要?
複式帳簿ってなに?
どっちが貸方で、どっちが借方?
しっ、し、仕訳?
なんで、ひとつの取引にいくつも帳簿?
と、?がいくらあっても足りません。
設計事務所の場合、基本的に仕入がなく、入金も月単位で頻繁でないので、比較的簡単らしいのですが…
なので、まずは専属の先生である本を探しました。
『フリーのための青色申告デビューガイド改訂版!! 』
(はにわきみこ:著)
とにかく簡単でわかりやすい本!ということで探した本です。
そして、著者が税理士などのプロでなく、青色申告の先輩?というところも高得点でした。
そして、もう一つの先生&経理担当として、経理ソフトを買いました。
『やよいの青色申告』
言わずと知れた、定番中の定番。
いろいろと、他のソフトも検討しました。
電話サポートが充実しているところ、確定申告書まで作成できる等々。
でも、結局は使いやすくわかりやすい。
いろんな本にも参考例で紹介されている。
そして、結局、定番でした。
実際は他のソフトを比べていませんが、結果的には良かったと思います。
インストール後、導入サポートをなんとか通過し、いざ記帳。
手書きと違い、時系列がバラバラでも構わないので、気負わずどんどん入力しました。
まずは現金出納帳、そして預金出納帳…
光熱費の按分や資産の減価償却は大きな壁でしたが、一度やれば次はなんとかなりそうです。しかし複合仕訳はできません。なので、分けて記帳しました。まあ、辻褄が合うのであれば良いようです。
私は知り合いに税理士さんがいたので、正式に顧問契約はしていませんが、要所は電話で教えてもらえました。(M税理士さん、その節は大変ありがとうございました。)なので、普通は青色申告会などに入った方が安心だと思います。一度、無料の青色申告会での講習会に行きましたが、講師だった税務署の人も、青色申告会の人も親切でした。私は、とても好印象でした。(こちらも、その節は大変ありがとうございました。)
そして、なんと言っても日々の領収証の貼りつけ整理(ファイリング)と光熱費の集計をしてくれた社長?(女房)に感謝です。
結局、いろいろな人たちに助けられていました。
ありがとうございました。
こうして、なんとか次年度の繰り越しとなりました。
「設計事務所も身体が資本」 [仕事]
地元のJA主催の健康診断に行ってきました。
健康診断+オプションで、日帰り人間ドック並の検査になりました。
自分では若いつもりですが、もう介護保険料を払っている年齢ですので、過信は禁物ですね。
1ヶ月後には、同じ会場で結果報告会が開催され、正しい結果の見方と医師らによる保健指導をしてもらえます。
結果がちょっと気になりますが、やっぱり検査をした方が安心です。
自営業は(に限らず?)健康管理も重要な仕事です。
花壇とトンネル [仕事]
仕事で出掛ける際、歩いて30分しないところを、ついつい車移動しがちです。
移動時間の短縮もありますが、それ以上に億劫なのかも知れません。
“いかん、いかん”
“気持に余裕がないときこそ、歩かないと”
まず、車に乗らないからなのか、道路際の花壇に目がいきました。
それも一番端っこの地味めなキンメツゲ
丈夫だけど、文字通りあまり花のない…
葉っぱも小さくて、緑色も地味めの色です。
でも、この日はハッと気がついてしまいました。
小さいけど白くて、それも少しピンクがかっています。
全然、花があります!
花がないなんて、大変な誤解でした。
私の勉強不足、認識不足です。
またしても発見です。
(自分の中では、大発見級です。)
そして、5月も後半で、そろそろ6月。
といえば…
ジューンベリーです。
半分ちかく、赤く色づき始めました。
なんと、ヒヨドリが偵察に来ていました。
明らかに狙っています。(ー_ー;)
おっと、出かけるのを忘れそうになりました。
今日は、いつもの遊歩道コースへ歩き出します。
すっかり緑のトンネル。
平日のお昼前なので、人通りが少ないです。
そういえば、4月は桜満開でした。
http://dokuritsu.blog.so-net.ne.jp/2009-04-05
ますます活動的に、歩き出そうと思います。
年の始め [仕事]
そして年明けから1週間経った“七草”の今日、千葉神社に行ってきました。
もうすでに多くの会社がスタートしているようです。
千葉神社にも、会社単位の年始のお参りや祈祷をしてもらっていました。
私は…というと、初詣ではありません。
今年が後厄なので、その厄除けのご祈祷をしてもらいました。
そして頂いたお札を、昨年と同じように茶の間の東南にそなえました。
昨年は本厄でしたが、体調もくずすことなく良い一年でした。
独立した実質の一年目でしたので、慌ただしいなかにも無意識に健康を注意できていたからでしょうか。
今年も、昨年の教訓と様々な人への感謝を念頭に、後厄の年を良い年にできそうです。
ちなみに私は無宗教ですが、本来、神道は日本人にとって宗教というより生活の一部というか節度のような存在なんだろうな、ということを確認した一日です。
一年 [仕事]
(事務所登録完了は1ヵ月後ですが)
ということで、本日でちょうど1年が経過しました。
独立にあたっては、すでに施行されていた改正建築基準法の影響もあり、建築業界が大混乱で着工棟数が激減をしている最中でした。普通に考えると“逆風下の独立”でした。
そして今年に入って法改正の混乱が落ち着き始めたところ、今度はリーマンショックによる金融不安、経済不況がやってきたようです。
ますます…
…とは言ってられません!
中長期の展望がありながらも、目前のことに集中の毎日です。
仕事もプライベートも。
そして1年。
通過点と言いたいところですが、独立後、1ヵ月…2ヵ月…3ヵ月…6ヵ月…と常に不安がなくなることはありませんでした。
考え様ですが“なんとか1年”なのかも知れません。
でもこの“なんとか1年”という気持ちの継続、そして更新という考え方で“通過点の1年だった”にもなるでしょうし、常に充実した時間を過ごせていけるのでは?と、なるのかも知れません。
この1年、勤め人の頃とは比べ物にならない程、たくさんの人に出会いました。
そして、たくさんの人に助けられました。
そして、たくさんの感謝の気持ちを感じました。
できれば、たくさんの恩返しをしたいです。
まずは、自分のできることに集中の毎日です。
たくさんの人に、ありがとうございました。
これからも続けていきます。
ありがとうございました。
たより [仕事]
そして最近、嬉しい便りがありました。
それもふたつもです。
ひとつは、2年前に完成した診療所とデイケアの複合施設で、
設計から監理、オープン後、そして1年点検とおつきあいさせて頂きました。
その事務長から、2年点検のご報告を頂いたのです。
ちなみに、大きな不具合等はなかったようです。
この2年間、愛着を持って維持して頂いたようで、とても嬉しい思いでいっぱいです。
もうひとつは、私が独立直前まで設計をしていた診療所です。
しかしながら、独立を決めていたので、監理には携わることはできなかったのです。
後ろ髪をひかれる思いで、後任に監理を託しました。
その後任のAさんに、完成間近の写真を交えて連絡をもらいました。
近々、現場に行きたいと思っています。
院長はじめ、スタッフの方にもお会いたいです。
いずれも建築設計を通じて知り合えた人たちです。
よく、“便りのないのは良い便り”と言いますが、こういう便りをもらうのは、本当に嬉しいです。
改めて、今まで会ったたくさんの人たち、そして知り合うきっかけとなった設計に感謝です。
現在、住宅を中心に活動していますが、医療、福祉は住宅と併せて私の生涯の関心事です。
私のなかでは、この住宅、医療、福祉は別物ではなく、同列に存在しています。
独立って、独りで立つと書きますが、本当はみんなに立たせてもらっているんですね。
木製サッシ [仕事]
工事現場も暑いです。
現在進行中の現場です。
上棟が終わり、屋根も上がりました。
登り梁の部屋です。
屋根に合わせた勾配の天井になります。
杉の軸組に、中庭へのテラスドアと小窓が取り付いてます。
窓は木製サッシです。
この洋間に、木の窓が映えることでしょう。
正確に言うと、カーボンファイバークラッド木製サッシです。
外側はカーボンファイバーで、室内側は木製のサッシなんです。
いわゆる断熱サッシです。
LOW-Eガラスは、きびしい夏の日射を抑制してくれます。
でも性能だけでなく、木の風合いは心地いいですね。
こちらはテラスドアですが、内と外の境目がはっきりわかりますね。
はしごで2階に上がると…
(まだ階段ができてません)
幣芯棒と呼ばれる、上棟式の際に飾られるものです。
地鎮祭のときにも、家の中心に鎮物というもの埋めますが、
上下と位置は違いますが、思いは一緒なんでしょうね。
その後は屋根裏に、そのままずっと残されます。
ということは、今しか見れないものです。
でも、ずーっと守り神のような存在ですね。
視点を変えて [仕事]
昨日の外苑西通りの風景です。
普段の何気ない風景ですが、
この通りでは、初めて歩道橋に登りました。
特に歩道橋を渡らなくてはならない理由はありませんでした。
ただ何となく、いつもと違う経路を辿りたかったのだと思います。
いつもは負荷となる階段を昇るというのが、不思議と苦痛でありません。
登りきって、橋部分から開けた風景は、地上で歩いている風景とは…
“同じ風景”のハズです。
でも、同じだけど違う雰囲気を感じさせてくれます。
数メートル高い位置で、歩道でなく、車道中央の上という、いつもと少し違う位置だから?
“ちょっと背伸びをすると、結構遠くまで見渡せるんだー”
“結構、緑が濃いんだなー”
“あー、この通りって、電線無いんだー”
視点の違いなんでしょうか?
設計をしているとき、何度も悩み、いろいろなものにぶつかります。
こういう時は、視野が狭く、視点が固定化しがちです。
そんな時、庭や近所など、外に出てみます。
単に気分転換だけでなく、ときにはヒントが出てきます。
時には視点を変えて